CousCous Festival クスクス祭りの思い出
みなさん、サン・ビート・ロ・カーポって街ご存じないですよね~。
実はイタリア人にきいても、行ったことある人は少ないです。
が! 知る人は知る、海とクスクスとジェラートの街。
シチリア島の北西の端っこのとーっても海のきれいなところです。ここでバカンス(といってもイタリア人みたいにバカンス=1週間~1か月滞在できるわけない!ので、ただ、行ったことがあるだけですが。)したって言ったら「おーっ」って感心されましたよ。
地図はこちら ▽
https://www.google.com/maps/place/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2+%E3%80%9291010+%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%91%E3%83%8B+%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9D/@38.1775717,12.7267162,15.25z/data=!4m5!3m4!1s0x131976dd9b3eb555:0xbd9991d901f80c1d!8m2!3d38.1750295!4d12.7334622
シチリアの好きな街のひとつ「トラパニ」でトラットリアやレストランに
”Oggi Coucous!” オッジ、クスクスと書いてあることがあります。
今日クスクスやっとるで~。ってことで、トラパニに滞在したら、是非、クスクス、いやいや、トラパニ名物の魚のクスクスを食べてみてください。
ほんとに、おいしいです。魚のクスクスは日曜に、マンマが家族のために、トラパニ近郊で獲れた魚を仕入れてきて、手間暇かけてつくる料理。それで、いつもはないけど、「今日はやっているよ」って看板がでます。
が商売。実は、そのレストランでは定番で毎日クスクスがあっても、この看板は同じです。「Oggi=今日」となっています。
クスクスはシチリアでしか食べたことないです。それも、シチリアのカターニャや、パレルモでも普通のトラットリア等ではみません。(最近、ガンベロロッソ(イタリアのミシュラン)の星を狙う、繊細でおしゃれな、スノッブ系のレストラン ~メニューで料理の名前がやたら長いのが特徴(^^)~では、「なんとかの、なんとか味の、なんとか風味のクスクス風のなんとか添え」なんて凝った料理が出ますが。それもシチリア島内の話。)
まず、北の人は食べない。シチリア人に言わせると、ナポリも北の人ですから。イタリアはまず、伝統食が好きな人多いです。
で、トラパニへ数回訪問するうちに、実は、もっとクスクスが本格的な街(サンビート・ロ・カーポ)があって、しかもクスクスのお祭りがあるという情報を得て、いつかは…と思っていました。
そして、実現!
途中、「アルカモ」(ここも素晴らしい街。白ワインのアルカモ・ビアンコが有名です。)に一泊し、サンビートロカーポまで地元のバスを乗り継いでの旅でした。(シチリアではバス旅が原則というか、面白くてオススメです。)
クスクス本場、北アフリカ他からの参加ブースもあり、いろいろな味のクスクスを楽しめましたよ。
以下は、愚痴。
ここ最近LCCのおかげで旅がさらに身近なものになって、喜んでいました。が、(令和2年)去年の旧正月くらいから一転しましたね。
しばらく、イタリア行き、ナポリ、シチリアでの休暇、いやいや、アジア近郊への週末弾丸旅、仕入れのための飛行機旅行が一切合切なくなり、意気消沈。せっかく、パスポートの増補もして挑んでいたのに!…。”(-“”-)”
また、行けるようになるように…と祈る日々であります。でないと、こちらの気持ちが持ちません。旅は元気とエネルギーのもと、免疫の源ですから。そして、旅によって人間成長します。脳も活性化しますよね。